黒豆海苔巻

主に北海道で散歩してるブログ

超絶技巧の木彫り熊

 芸術の森にやってきました。

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 白い恋人の方が喜ばれるかもしれませんが、北海道の土産といえば木彫りの熊です。

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 とんでもないディテールの木彫りの熊を見ることができるのがこの展覧会です。

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 熊といえば鮭です。

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 たまらずグワーッ。

IMG_4369 こうして見慣れた木彫りの熊のポージングになります。それにしても、毛並み・鱗・川の流れの表現がすごすぎやしませんか。

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 アッ、贅沢にも筋子を…。

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 人に媚びを売るタイプの熊もいます。実際に手に取ることのできる作品もあるのですが、その軽さには間違いなくびっくりします。

 

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 彫られたのは熊だけではありません。北国の生き物がものすごい躍動感で表現されています。必要なところだけ毛並みを表現するのも技術でしょう。

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 ツノが落ちたところを切り取るのは斬新ではないでしょうか。

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 この毛蟹!すげえとしか言いようがありません。

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 このワラジエビの質感!リアリティへの感嘆と、木彫でやってのける技術への驚愕と、木製だからこその親しみやすさとが、一気に押し寄せてきます。

 

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 一番夢中になったのはカレイです。この砂!本物を被せられているんじゃないかというような滑らかさです。

 

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 単にリアルなだけでなく、コミカルな脇役がいることにも注目するといいでしょう。ザリガニに心ときめいたのは初めてです。

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 木目で大勝利していたラッコも良いです。

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 木目を活かす、というのは本当にすごい。

 

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 アイヌの暮らしを切り取った作品も多くあります。この、等身大の立像には、信じられない迫力があり、しばし立ち尽くすほどです。

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 まりも祭りの様子です。

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 ふくろう祭りの様子です。

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 ここで現れる熊は人との共存の中での姿です。情景描写にも優れた、良い作品ばかりでした。