黒豆海苔巻

主に北海道で散歩してるブログ

海ワシの生る木

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 遊楽部川へ、ワシを見に行きました。

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 遊楽部川はサケの上る川として有名。ワシは産卵後のサケ(ほっちゃれ)を狙ってこの川に集まってくるそうです。1月上旬、川を見下ろすとぼろぼろのサケが散見されます。

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 サケのごとく川を遡っていくと、早速オオワシ発見。吹雪の中、黄色い嘴が目を引きます。

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 その対岸にもう一羽。塗り絵にしやすいカラーリングですね。

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 オオワシ、むちゃくちゃたくさんいます。鈴なりになった果物のようです。

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 オジロワシもいます。

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 オジロワシは海岸にぼとぼといました。河口近くにオジロワシ、中流にオオワシと、棲み分けでもあるのでしょうか。

 数としては、6:4でオオワシを多く見た印象です。『faura 2006年冬号』によると、北海道での越冬個体数はオオワシの方が多い(1,500~2,000羽。オジロは最大700羽)ので、その通りの結果でしょうか。「オオワシの方が珍しい」という自分の勝手な認識を改めなくてはなりません。

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 工業地域を背景に。

 遊楽部川周辺では、ごく当たり前にワシが生息していました。それもサケが上ってくるからこそなのでしょうね。

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