サンフランシスコの南、モス・ランディングに野生のラッコを見に行きました。入り組んだ湾と湿地帯からなっており、鳥見にも最適そうです。ラッコを轢かないようにゆっくりと車を進めます。
湾内を見下ろすと、それらしい影がたくさん。
間違いなくラッコです。いかにもな貝を食べています。
「なんだよ」と言う表情に野生味がにじみます。
カヌーを楽しむ人がたくさんおり、その間を縫うようにラッコが進みます。
浜辺には澄ました奴もいます。
ところで、ラッコはケルプに巻きついて寝るものだとばかり思っていましたが、この浜辺では結構な数のラッコが寝転がっていました。上の写真のラッコは海藻を腹巻きにして体裁を保っていましたが。
陸で寝たりするとはいえ、陸には依存せず海だけで生活できるほど海に適応しているそうで、歩きは笑ってしまうほど下手です。腰を引きまくってヘコヘコ歩くのです。
ラッコ以外の哺乳類ではゼニガタアザラシもいっぱいいました。こちらはラッコほど活動的ではなかったかな。
足跡は後肢のものだけが残っていました。海へ帰っていったようですね。