黒豆海苔巻

主に北海道で散歩してるブログ

オタフクの国へ行っていた

 連休は広島へ。高校の修学旅行以来だから、だいぶご無沙汰の中国地方である。新千歳空港から広島空港へ直行便はあるものの、夕方遅く広島着、朝早く広島発なので、4連休といえどしっかり活動できるのは実質丸2日といったところだ。

 広島空港からリムジンバスに乗り広島駅に着く頃にはいい晩ごはんどきで、さっそくお好み焼き屋を探す。この日のために、うっかり広島焼きと言ってしまわないよう特訓してきたのだ。ところが、まず駅構内のお好み焼き屋はディズニーランドばりの行列。駅の北側で目星をつけた店も臨時休業だったり目の前で席が埋まり断られたり予約で満杯だったりと、ゴールデンウィークをなめていた我々は早くも晩ごはん難民となりかける。

 そんな中で滑り込むように入れたのが『ICHIBAN』。めちゃくちゃ綺麗な店だな〜と思ったら4月にできたばかりの新店であった。オーソドックスだろう「肉玉そば」と、店名がついた「いちばん焼き」を頼む。麺は生麺・蒸し麺・うどん・辛麺から選べる。などと冷静に書いたが、お好み焼きの麺に選択肢があるのか!と動揺しきりで、それぞれ生麺と蒸し麺を頼む。赤星の瓶をちびちび飲みながら心を落ち着かせているとお好み焼き到着。パリパリになった麺やイカ天のかみごたえ、さっぱりとしたシソの風味が口に広がり美味しい。生麺の方はやや平麺のようになっており、お好み焼き用に作っているこだわり麺とのこと。もちっとしながら歯切れの良い麺でこれも美味しい。食べ比べもできて大満足である。広島風お好み焼きは粉物というより麺類のボリュームだなあと思われた。

 カープのユニフォームを着た人もたくさん見かけ、いよいよ広島という感じだ。路面電車でホテルに向かう。途中いくつもの川を渡り、川の街なんだなあと感じ入る。

 ホテルでおやつ。大体の商品にカープバージョンが存在しており、めちゃくちゃ愛されている球団であることがわかる。また明日から観光である。