「北海道 感動の瞬間100選」というものがあるとは初めて知りました。その中のひとつ、屈斜路湖を望む津別峠展望台に、雲海を見に出かけました。
ベストな時間帯は日の出ごろ、雲海自体がみられる確率は30%であるそう。次の日の天気を調べると、朝は晴れ、昼以降にかけて雨。良い天気ではないようではありますが、思い切って出発。
16時すぎに札幌を出て、鹿との衝突にビビりながら運転し、展望台についたのは23時半。ここで車中泊し、夜明けの瞬間を待つこととしました。展望台駐車場には他に一台も車はありませんでした。満天の星空を撮ろうと試行錯誤し、あきらめて毛布にくるまります。
他の車の扉が閉まる音で起きました。いつの間にやら辺りは明るく、車も十数台停まっていました。寝過ごしたかと、あわてて車を降り、展望台へ駆け上がります。時刻は4時20分。
すると目の前に雲海が!朝焼けもこれから広がろうとしているところでした。ひんやりとした空気も相まって、一気に目が覚めました。
朝早くから沢山人がくるんだなあ…。
朝焼けが広がりきるまで眺めていました。