足寄の動物化石博物館に行ってきました。入口で青ひげが特徴的なアショロアが出迎えてくれているように、束柱類を中心とした博物館です。
2,800万年前に生きていたとされる束柱類・アショロア。お察しの通り、ここ足寄町で発見されました。
こんな格好で埋まってたんじゃないかとのことです。もし自分がこんな体勢で化石になってしまったら…と思うと恥ずかしさのあまり思わず赤面。
デスモスチルスの標本も並びます。それぞれ復元者が異なり、年月と共に復元の姿勢が変わっていったことがわかります。ドシンとした佇まいから、一度スラリとするのですが、最終的にはさらにドシンとした姿勢に落ち着いたようですね。
鯨類の化石もあります。こちらはアショロカズハヒゲクジラ。歯があるのにヒゲクジラとはどういうこと…。頭の平べったい感じはヒゲクジラっぽいけど。
他にも現生のクジラの骨格標本も多数。ここまで海の哺乳類に絞った化石博物館は珍しいのでは…。