3月はタンチョウの繁殖シーズンの始まり。冬のタンチョウが見たくて、釧路へ遠征。タンチョウ観察スポットをがつがつ回ります。すごいいい天気!
しかし寝坊。日が昇った後の音羽橋には、タンチョウも人もまばら。
ベニヒワはまだまだ眠そうだというのに、タンチョウの朝は早いな。
タンチョウはもう餌場に移ったのでしょうか。かつて小学生により給餌されていたという鶴見台へ。
10羽ほどいました。幼鳥の方が多い印象。こう見ると、ツルってほんとにスラリとしてますね。歩き方もどことなくモデル感あふれてるし。
ぎゃあぎゃあと降り立つ白い影は、ハクチョウばかり。タンチョウを尻目にどんどん数を増やします。タンチョウ保護のための給餌ですが、人間の思い通りにはそうそういきません。
鶴見台の駐車場のナナカマド。たくさんのアトリ、キレンジャクが食事をしています。こいつらはタンチョウ向けのデントコーンは食べないのですね。
もう一つの給餌場、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリへ。
9時からの給餌。ある意味で餌付けされてるとはいえ、餌をまいたそばから飛びつくようなことはなく、一定距離を保ってまき終るのを待っています。
今回は、明確に「求愛だ!」とわかる行動は見る事はできませんでした。ふらふらと舞うような行動は幼鳥も見せるのですが、写真の個体のダンスセンスが将来的に心配です。
最後は阿寒国際ツルセンターに。
タンチョウとの距離はさらに縮まりました。
長い嘴で小さいコーン粒を器用にたべるものです。
足跡がありました。思ったよりでかいなあ。
ここではウグイも給餌していて、ワシとタンチョウでの争奪戦が見られたとのこと。僕が行ったときはウグイの給餌は終了していたのですが、オジロワシが旋回。
展示室内にあった、タンチョウのコスプレ写真。ヒナから人の手で育てていくためだそうですが…、タンチョウは心が広いですね。
帰り道、新道近くにもタンチョウ。
タンチョウはきれいな姿ながら、コミカルさも持ち合わせた、見飽きることない鳥でした。