今年4月にオープンした、「ちゃれんが」こと北海道博物館に行ってきました。開拓記念館時代を含めて、初めての訪問。
まずは北からのマンモスと南からのナウマンゾウが向かい合います。北海道はこの2種がであった場所とのこと。草原にマンモス、森林にナウマンゾウという夢の大地…!
休憩所になっているステラ―カイギュウ。
最初の展示テーマ「北海道120万年物語」はすごく面白かったです。北海道から姿を消してしまった大型の哺乳類が、いまも闊歩していたらと思うとわくわくと想像が膨らみます。
そんな時代に生きていたヒトが、周囲の自然を模して作った装飾品やオブジェはなんとも魅力的です。特にクマ関連のオブジェのリアリティがすごい。身近な生き物だったんですね。
最後の第5テーマでは、現在の我々を取りまく北海道の生物の姿が展示されています。120万年前から、ヒトとのかかわりはどう変化したでしょう。車に乗っていることを思えば、躍動するこのシカは恐怖の対象です。
ここで面白かったのは、死体の展示があることです。浜では打ちあがったネズミイルカがついばまれており、森ではエゾシカの死体がムシに分解されていました。それにしても、打ちあがったイルカは本物そっくりで焦るほどでした。
自分の住む場所がどんな土地なのか、何度も足を運んで学びたいと思わせてくれた場所でした。自分自身のルーツもいずれたどらなくちゃな。