アメリカはサマータイム。会社を出る18時ごろはまだまだ明るく、日没は20時ごろ。鳥を見に行けそうです。
会社から車で30分ほどのところにあるのが、ボルサ・チカ生態保護区です。海にほど近い湿原で、どうやら水鳥が多く集まる場所として有名だそうです。いかついカメラのバーダーがたくさんいました。
盛んにダイブしていたのがアジサシです。
アメリカコアジサシ。
これは誰だ…Royal Ternでしょうか。みんな夏羽です。
とにかくアジサシの仲間がこれでもかといます。ユウガアジサシのようなのもいます。そしてアジサシが飛び交う中洲には、アメリカシロペリカンにブラウンペリカン、そしておそらくミミヒメウがいます。情報過多で追いついていけません。
今回のベストオブ変な鳥はこちら。
世界で一番しゃくれている鳥、クロハサミアジサシです。なんでこんな嘴かというと、
こうして進みながら餌をとるからなのです。本当に獲れるのだろうか…。
対岸には映画で見るような石油の掘削機が動いていました。この湿地は、開発とのせめぎ合いの中で守られてきた場所なのです。
コアジサシのデコイも置かれています。膨大な数のアジサシの仲間が見られましたが、こうした努力が実を結んだ結果でしょうか。
この日は1時間ほどの滞在だったのですが、この場所はかなり広いらしく、ごく一部しか回ることができませんでした。バックスキンの革靴は砂だらけになっちゃったし…。
種判別もままならないし…。
駐車場に現れたノウサギに再訪を誓うのでした。