南へ下りサンディエゴへ。
サンディエゴ動物園は開園100周年記念。敷地サイズは東京ドーム8個分ということで、行ったこともない東京ドームとの比較じゃよく分からないが、広い。園内で周遊バスツアーがあり、入り口と最深部を結ぶゴンドラがあるくらい。1日では回りきれず、実際この日は途中で諦めました。
いくつかのゾーンに分かれた園内。オーストラリアの動物などが集まる「OUTBACK」は目玉ゾーンの一つです。コアラは非常にかわいらしいのですが、大喧嘩の真っ最中でした。東山動物園のコアラは地面で寝るようになったというけど、ここのコアラは木に結え付けられた餌のユーカリを尻に敷いて寝ていました。
「PANDA CANYON」はものすごい人気で、パンダ専用の経路に行列ができていました。餌はいろんな種類の竹を混合するとのことで、各種の竹の展示もありました。
「AFRICA ROCKS」は2017年に向けてリニューアル工事中。谷みたいなものができていたので、どうなることか非常に気になります。そのためアフリカの動物はポツポツと展示されていました。抜群のスタイルのサーバルキャットは忙しく動きまわり楽しませてくれます。
ミーアキャットは総立ちでお出迎えしてくれましたが、カラスが飛び回るとすぐに穴に逃げ込むスリリングな生活も垣間見えました。それにしてもこの哀愁はどうしたことでしょう。
「ELEPHANT ODYSSEY」は名前の通り長いトレイルです。カリフォルニアの生き物の過去・現在を比較し学びながら歩く展示でした。総じて大きな太古の生き物の実物大オブジェも面白い。
現生のゾウはなかなかこっちを見てくれません。ゾウのためのケアセンターもあったのですが、ゾウに合わせてものすごく大きな施設なのでなかなかの見ごたえです。
どんどん暑くなってきて、水浴びが羨ましく思えてきます。
地元北米の生き物ではグリズリーがいました。ばきばきと骨を噛んでおり、『レヴェナント』を見たばかりの身としては「ディカプリオ…」と呟かざるをえません。
ご本人はお休みでしたので、危険は感じませんでした。
サンディエゴ動物園は、カリフォルニアコンドルの保護や、世界初のゴリラの繁殖などで有名なようです。しかし全部見切るのは無理!ということで、それらはかすめるように撤退。それでも充実した体験でした。
もう一箇所行きたかったのは、サンディエゴの北側にあるリゾート、ラホヤです。海水浴する人がいっぱいでした。海水も気持ちよい。
これが正しい距離感なのかはさておき、ビーチではカリフォルニアアシカも寝ています。彼らの上陸場でもあるようです。それも子供から大人までよりどりみどり。
いたるところにアシカ。これは結構衝撃的でした。おおらかというか、大雑把というか…。
それにしても景色がきれい。海辺で結婚式も行われていました。またもや別荘を建てたい場所が増えました。
最後にメキシコの匂いがプンプンするオールドタウンで正体不明のメキシコ料理を食べ、この日の夜は更けていったのです。