美瑛の雪景色の写真を見て羨ましくなり、冬も終わろうかというこの時期に慌てて訪れました。深夜に出発し、夜明けの1時間前に到着。青い薄曇りの中で、まだ半月が輝いていました。
滅多に使わない三脚まで引っ張り出して、おにぎりなど食べつつ日の出待ち。3月ともなればそれほど冷え込まず、道路の気温表示で-3℃程度なので、野外に突っ立っていてもそれほど苦ではありません。
肝心の日の出については、雲の高等テクニックにより常にギリギリで太陽が見えない、という感じでした。農地ではすでに融雪剤の散布が始まっているようで、随所で見られる渦巻き模様をフォーカスするなどして気を紛らわせます。
天気自体は悪くなく、雪で覆われた丘と背景の雲との境界が曖昧で、なにがなんだかという感じが面白いです。
名所・クリスマスツリーの木ですが、こうして写真にすると作り物感がすごいですね。Windowsのデスクトップに冬が来たみたい…。
雪解けも進んでいる感じ。冬がどうとか言いましたけど、夏の美瑛・富良野もまともにきたことはありません。今年はもう一度来ることにしよう。
お約束の白ひげの滝も。山の方はまだまだこれからですね。