カニです。紋別にきました。流氷をガリンコするというかねてからの野望を今再び叶えん、というわけです。
謎のゾウアザラシ滑り台も健在のご様子。
今回も弾丸とはいえやや時間はあったので、オホーツクとっかりセンターに立ち寄りました。200円でアザラシ見放題。餌の時間に合わせて訪れると、目と鼻の先でアザラシを見れるうえ、なんの障壁もなしにやんわりタッチさせてもらえます。そこはかとなく脂肪の弾力を味わってきました。
カニの爪に刺激され、『マリーさんの木』でカニチャーハンを食べ、それでもまだ予約したガリンコ号の出航まで時間があります。氷の彫像が立ち並ぶのを眺めたり、氷でできた滑り台をたらふく滑ったり、結構難易度の高い巨大迷路を楽しんで時間を潰しました。
ちょうど羽生結弦選手が金メダルをとった頃に乗船開始。果たして流氷は…。
おや…。
来たのではないかこれは。
こんなにガラガラした氷もある!
しかし、船内のアナウンスでは「これは流氷でなく定着氷である」とのこと。岸に沿って凍り広がった海氷が定着氷、それが岸を離れ漂流したら流氷というわけです。そんなこと言っても、出身がアムール川か紋別かということであって、漂い気味なのは確かであり、あとは心の持ちようであると思うのです。
流氷と認定します。僕が。そう思っていないとつらみが押し寄せる、そんな天気でもありました。寒かった…。それでも、どこだここは、と思わせる不思議な雰囲気は満喫できたのでした。