水面にドット絵が描かれていました。
曇天の朝、めちゃ寒い。6月も終わるというのにどうした了見でしょう。震えながら苫小牧演習林を歩きました。
変なタイミングで目が合う。
その周りをうろつくセンダイムシクイ。どうやら先ほどの親鳥の様子。
湿度が高いと緑がいきいきして見えます。
相変わらずフランクな態度のエゾリス。
さてそのままむかわ町へ。期間限定で公開されているむかわ竜を見にいきました。これもバードウォッチングと言えるでしょう。
国立科学博物館で開かれる恐竜博2019にさきがけ、復元骨格と実物化石を見ることができました。穂別で発掘されたむかわ竜は、ハドロサウルス科の恐竜。全身が見つかった極めて珍しい化石とのこと。新種認定されれば国内産恐竜8種目。変な言い方ですが、しっかりと大きな「恐竜」です。
むかわ竜発掘の物語は、2016年の書籍『ザ・パーフェクト ハドロサウルス発見から進化の謎まで』に詳しいです。2003年に市民が見つけたノジュールに尾椎骨が封入されていたことから始まり、ついにこうして全身が揃うまでの道のりを思うと感動的ですらあります。発見からクリーニングまで、多くのアマチュアが携わっているというのが素敵ですね。